夕方しか花開かないバワン・メラ・カリマンタン
今年もバワン・メラ・カリマンタンの花が咲きました!昨年、日本のお友達から球根を分けてもらい育てたものです。球根といっても食用で、小さな赤い玉ねぎのような感じです。(写真撮るのを忘れてしまいました。)カリマンタンと名についているので、インドネシアのカリマンタン島ではけっこう栽培されているのかなと想像しています。ジャワでは見たことはなく、聞いても知らない人ばかりでした。インドネシアって広い!いろいろ薬効があるようで、食べるだけでなく、布の染色にも使われるようです。
去年冬に掘り出して干しておき、今年は、春先にまず水耕栽培して、根と芽を出してから、培養土に植えつけました。
葉っぱもろくに出ていないのに、花芽が出てきました。去年と違う。よっぽど咲きたかったのですかね。白の小さなとっても可愛い花です。
実はこの花、夕方に2時間ぐらいしか咲かないのです。その時間にいないと、花が見れません。ここ数日、咲きそうな感じだったので、ワクワクしながら、夕方に気をつけて見ていたのですが、エネルギー不足だったのか、花開かずに萎れていたのです。今日は気づいたらいっぺんに3輪も咲いていました!
今は夕方6時前ぐらいから咲いているよう。7時半か8時には萎れています。蕾みたいな緑の丸いところから、次々、花が出てきます。不思議な植物。
これから、しばらくは、夕方家にいれば花が楽しめそうです。
食べれるほど球根が収穫できると良いのですが、冬のある日本では、ちょっとずつしか増えなさそうです。
読んでくださってありがとうございました。
みなさまにとって、良い一日となりますように。
イキシア 開花
先週からイキシアが咲き始めました!良い香りが漂っています。
イキシアは一昨年、ミックスの球根を買って植え付けたものです。昨年春に咲き、葉が枯れた後、球根を掘り上げて保存、去年の秋にまた植えつけました。私はもっぱらゴールデン培養土を使っています。
イキシアは、少し寒さに弱いと聞いたので、厳冬の時は軒下の日当たりに置き、あまりに寒い夜は玄関の中に入れたりしていました。その甲斐あってか、今年も綺麗な花を咲かせてくれました。ミックス球根ということで、いろんな色の花が咲くことを期待していたのですが、なぜかほとんど白花。少しがっかりでしたが、白花でも中心がピンクだったり、黄色だったり、青みがかっていたりで綺麗です。なにより香りが良い!
イキシアは、稲に似た細長い葉っぱで、そこから、稲穂のような花梗が上がってきます。針金のように細いですがなかなか強い。でも花が開いてくると重くなり、大風が吹いたりすると、やはり倒れてくるので、支柱が必須です。
ひとつの花梗にたくさんの花を咲かせます。
私は花咲いてから、慌てて支柱を立て始めました。いつも、ぎりぎりまでやらないタイプです(笑)。
これから、しばらく香りのよい花を楽しめそうで嬉しいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
ホーリーバジルの開花
春先からホーリーバジルを育てています。種まきの好きな私なので、もちろん種から。ホーリーバジルはトゥルシーとも呼ばれ、メディカルハーブの代表として、いろんな薬効があるようです。またヒンドゥー教では聖なる植物とされているとも聞きました。スイートバジルとは全く違う、甘い香りが漂う植物です。今年、私が育てているのは「オオヤ・トゥルシー」と呼ばれる、日本人の方が日本の気候にも会うように改良された種類です。去年は3種類ホーリーバジルを育てましたが、それぞれ香りは違いました。でもそれぞれ良い香りでしたよ。
私は、主に生の葉を収穫してかじるか、生のままハーブティにしています。甘い香りに癒されます。それで、身体にも良いなんて最高!
「ホーリーバジル(オオヤ・トゥルシー)の葉」photo by Kaori
今年も早くホーリーバジルを味わいたくて、バレンタインデーに種蒔きしました。保温器に入れたら、すぐに発芽してくれ、それからは部屋の日当たりで育てました。3月からは外で。すでに結構大きくなり、花が咲いています。
「ホーリーバジル(オオヤ・トゥルシー)の花」photo by Kaori
小さいけれど、薄紫のとても上品な花です。花が咲いた時が、香りが強いような気がします。これから、晩秋まで楽しみたいので、まだ結実はさせず、花も摘み取って、葉っぱと一緒にお茶にしようと思っています。秋にまた花が咲いたら、結実させるかも。
ホームセンターで買った花と野菜の培養土で育てている株と、日向土で2週間に一度液肥を与える方法で育てている株がありますが、今のところ、培養土の方が育ちが良いような気がします。香りの違いはよく分かりません。でも、どちらも元気に育っています。
ハナキリン(八福神)
今日はハナキリンのご紹介です。ハナキリンは、キリンの首のように長い茎にたくさんのとげを生やした奇異な姿をしていますが、可愛らしい花を咲かせる植物です。
ハナキリンは、中部ジャワの山間部に住んでいる私の友人がたくさん育てていて、気になっていました。もっとも、ジャワで見るハナキリンはとても大きく、背の高いものは1mぐらいありました。下の写真で、とげを生やした茎に赤い花を咲かせているのがハナキリンです。
「ムラピ山の友人宅にあるハナキリンの鉢植え」photo by Kaori
茎がビューンと延びていますね。熱帯っぽい。他にもピンクの花もありました。種類名はわかりません。
日本に帰って来てから、去年2月にホームセンターで、触ると葉っぱがポロポロと落ちてしまい、枯れかけているようにも見えるハナキリンを買いました。ハナキリンの中では大きな花を密集して咲かせる八福神という種類。枯れかけているように見えたので、無事に育つか心配でしたが復活して、冬は部屋の日当たりにおいておけば、一年中、続々と美しい真紅の花を咲かせてくれています。ちなみに私は、4号プラスチック鉢に、鉢底石をしき、その上に赤玉土(小粒)3.5:鹿沼土1.5:あく抜きベラボンS 4:日向土(小粒)1 の割合の土で植え付けています。割合はけっこう適当ですが、元気に育ってくれているようです。
「ハナキリン八福神の花」photo by Kaori
「ハナキリン八福神の花」photo by Kaori
深紅のブーケのようです。全体像は以下の通り。高さは20㎝を少し超すぐらいです。
「ハナキリン八福神の鉢植え」photo by Kaori
今は、冬を越したばかりなので、葉が少ないですね。
よく見ると下の方に新芽が出ている!
「ハナキリン八福神の新芽」photo by Kaori
可愛い!
ハナキリンは茎だけ伸びすぎてバランスが悪くなるらしいので、この新芽が伸びてきたら、主茎を切って短くしても大丈夫かな?
ポピー 開花
4月からポピーが咲いています。カリフォルニアポピーとアイスランドポピーの2種類。種から育てたものです。カリフォルニアポピーはカリフォルニアの州花となっているそう。カリフォルニアポピーは昨年も育てましたが、アイスランドポピーは初めて。おなじポピーといっても、結構違いますね。
カリフォルニアポピーは、三角の蕾。三角帽子がポコッと取れるように花が咲きます。
「カリフォルニアポピーの開きかけた蕾」photo by Kaori
「カリフォルニアポピーの花」photo by Kaori
「カリフォルニアポピーの鉢植え」photo by Kaori
対して、アイスランドポピーの蕾は、丸くて、毛のようなものがたくさん生えた、ちょっとグロテスクなお姿。開き始めると、中の花びらの色が見えます。この花色の鮮やかさと蕾の不気味さの対比が何とも言えない…。
「アイスランドポピーの開き始めた蕾」photo by Kaori
「アイスランドポピーの花(オレンジ色)」photo by Kaori
「アイスランドポピーの花(黄色)」photo by Kaori
アイスランドポピーはミックス種をたくさん蒔いたのですが、芽が出たばかりの頃に、何かに食べられてしまい、残ったのはオレンジと黄色の2株のみ。2株だけでも残ったので良かった。移植に弱いと聞いたので、両方とも昨年秋遅くに直播きしました。
両方とも、夕方になると花びらを閉じます。そこは同じだなぁ。花持ちは、カリフォルニアポピーの方がよいです。両方ともかわいいけど、どちらかといえば、カリフォルニアポピーの方が好みかなぁ。
まだまだ蕾がたくさんあるので、華やかなポピーの花、しばらくは楽しめそうです。
読んでいただきありがとうございました。
ジキタリスの開花
今年もジキタリスの花が咲き始めました。ジキタリス・ダルメシアンミックスという種を蒔いたもの。とても発芽率が良く、一昨年買って残っていた種でも100%発芽しました。去年秋の種まきが遅く、直径1㎝位と小さいまま冬越ししましたが、3月に入ってからググっと大きくなり、今年はまず白色が開花!去年はなかった花色です。
「ジギタリス・ダルメシアン 白色の開花 2018-05-11」photo by Kaori
他にも去年秋遅くに種蒔きした株が4株あるので、何色が咲くのか楽しみです。
その他にも、一昨年種蒔きして昨年春開花、去年夏越しに成功した株が2株残っています。ジキタリスの夏越しは難しいと聞いていたので、期待せず、特に何の対策もしなかったのですが、株自体が強かったのか、置き場所が良かったか、8株中2株が無事夏を越して、秋にも花を楽しませてくれました。ちょっとニュアンスは違うのですが、両方ともピンクです。ピンクは強いのかな?今年は大株になり、たくさんの花穂が立ってちょっと豪華です。
「ジギタリスの大株が開花(濃ピンク)」photo by Kaori
「濃ピンクのジキタリスの花」photo by Kaori
「濃ピンクのジキタリスの花 アップ」photo by Kaori
しばらくは、華やかに庭を彩ってくれそうで嬉しいです。
今日も読んでくださり、ありがとうございました!