かおりのプランター・ガーデニングブログ

趣味でプランターで色んな植物を育てています。その記録や覚え書きのブログです。最近、南国の植物にもはまっています。

マンゴーの木と赤い蟻

いつも読んでくださってありがとうございます。

 

ジャワにいると、自分の庭ではないので、ガーデニングはしないのですが、ジャワで滞在している場所の植物を、少しずつ紹介いたしますね。

いま、ジャワは乾期で、全く雨が降っていません。でも植物たちは生き生きと元気そうです。

いま滞在している場所の隣に家には、大きなマンゴーの木があります。

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「隣家のマンゴーの木」photo by Kaori

 

以前は、もっとたくさんあったのですが、かなり減らしたようです。こんなに大きな木だと、収穫するのも大変そうですね。

まだ、マンゴーの季節には早いのですが、小さな実がなっています。マンゴーの季節は、年によっても変わりますが、ジャワでは雨期の始まる9月ごろから始まることが多いです。

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「マンゴーの小さな実」photo by Kaori

 

 以前は、隣の家のマンゴーの木は、私が滞在している家の塀際まで、びっしり生えていました。それは良いのですが、ただ、マンゴーの木には、大きな赤い蟻がいるのです。それが、インドネシア軍隊のシンボルとなっているほど、戦闘的な蟻で。足などに、駆け上って来て、がぶっと噛みつき、なかなか放しません。

その赤い蟻が、隣の家のマンゴーの木から、こちら側の壁伝いにやって来て、門の辺りでたむろしているのです。刺激すると噛みつかれるので、門を開けるのも一苦労。門の辺りにいると、ちょうど私の目線の高さなどにおり、赤い体に黒い目なので、目がよくわかるのです。それで、私と目が合うと、さっと、戦闘態勢に入って構えるわけです。大きいと言っても、蟻としては大きいというぐらいで、小さいのですけれども、一丁前に戦う気満々です。ですので、蟻のいる季節は、門を出入りするだけでも、ドキドキでした。

雨期になると、土から、たくさんの羽虫が一斉に出てくるときがあるのですが、その羽虫が、しばらくふらふらと飛んだあと、地面に下りて、羽を落とし、身体だけで歩いていきます。その羽を収穫しに、赤い蟻たちが、たくさん地面の上に群がっていることになります。そうすると、敷地内を歩くのも大変。足を駆けあがって来て、かまれます。そして、噛まれると、痛いのです。この家の持ち主の女性は、仕方なく、よく、松明を持って来て燃やしていました。ちょっと、かわいそうですけれども、仕方のない部分もあるのでしょうかね。

 

今は、隣のマンゴーの木が減ったので、赤い蟻たちもこちら側では見かけなくなり、平和で、ホッとしています。赤い蟻たちは、大変な思い出ですけれども、過ぎてみると、なかなか面白い思い出でもありますね。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素晴らしい一日となりますように。