かおりのプランター・ガーデニングブログ

趣味でプランターで色んな植物を育てています。その記録や覚え書きのブログです。最近、南国の植物にもはまっています。

冬越し準備、思案中

秋晴れの日が続いていますね。

でも、私のうちの辺りも、朝晩は急激に冷え込むようになってきました。今朝の最低気温も10度を切っていました。

 

家には、寒さに弱い植物が結構あるので、いろいろ対策が必要になってきました。

洋蘭類は、最低気温が12~3度を切るあたりから、デンドロビウム系のものを除いて、夜は部屋の中に取り込むようにしています。家にあるのは、胡蝶蘭もカトレアも小さい種類のものが多いので、大きなものに比べて寒さには多少強いようですが、それでも枯らしてしまわないように、気を使っています。アデニウムも同様に。ハナキリンは10度を切りそうな時は中に入れることにしています。

なので、入れたり出したりが結構大変!

でも、最近、日中は晴れる日が多いので、なるべく植物を太陽の光に当ててあげたく、出来る日は、地道に出し入れしています。出来ない日は部屋の中に入れっぱなしです。外では、洋蘭類は、デンドロビウム系を除いて、30パーセント遮光下に置いています。夏は、一部(特に胡蝶蘭とパフィオ)は50パーセント遮光下に置いていました。これが正しいのかは分かりませんけど、まあ、元気でいてくれています。

ほとんどの株は元気なのですが、2月に東京ドームでの世界らん展で台湾の業者から、のりで購入してしまったTolumnia Hybrid3株のうち、1株を枯らしてしまいました。また、もう一株も、葉の色が悪くなっていて、ちょっと調子悪そう。海外の業者から買ったものは、やはり日本の気候では難しいものがあるのかもしれませんね。ま、単に管理が適当すぎるだけかもしれませんけれども。Tolumniaの管理方法もいまいちよく知りませんし…。ただ、先日、岐阜県の蘭の生産者の方とお話をしている時に、本来寒さに弱くて、日本で育てるのが難しいと言われる種類の原種カトレアでも、日本で世代を重ねるごとに、寒さに強くなってきて、日本でも育てやすくなると聞きました。植物も、世代を重ねるごとに、環境に慣れていくのですね。

ミディ胡蝶蘭は、6株持っているのですが、すべての株から花芽が出てきました!すでに長く伸びているものもあり、開花が楽しみです。一時期調子が悪そうだった2株も復活しましたし。

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「花芽を伸ばしてきたミディ胡蝶蘭たち」photo by Kaori

今年から、岐阜県山県市のハヤカワオーキッドさんが出している、ドロマイトと木灰を混ぜた肥料(活性剤)の塊を、蘭の鉢の上に置いたり、植え替えの時に植え替え材にマグァンプ中粒と一緒に混ぜたりしているのですが、それがとっても良いような気がします。全く消毒もしていないですが、病気知らずです。いまのところ、蘭とアデニウム達に使っていて、とても調子が良いので、他の植物でも使ってみようかなぁと考えています。マグァンプなどの化学肥料に不足しているCa、Mg、Kを補給できるとのこと。

下の写真は、調子が悪くて、夏前に、上の葉を1枚だけ残して、下の6枚の葉がボロボロ落ちてしまった胡蝶蘭の株。夏の間に新しい葉が2枚出て、無事花芽も出てきました。ここにも、ドロマイトと木灰の塊をのせています。

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「復活した胡蝶蘭の株とドロマイトの塊」photo by Kaori

無事に開花しますように!
 

家には、他にも寒さに弱い植物たちがいくつかあり、それらも、いつごろから家の中に取り込もうか、思案中です。家の中でも寒くなる時もあるので、なるべく寒さに強くさせるために、甘やかしたくないのですが、枯らしたくもなく・・・。ハイビスカス2種、コーヒーの木、モリンガ、サワーソップなど…。他にもあったかな?特に、今年初めて育て始めたモリンガとサワーソップが、どのくらいの寒さまで耐えられるのかなぁ。

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「赤花のハイビスカス」photo by Kaori

赤のハイビスカスは、去年は12月の終わりぐらいまで、縁側の軒下で大丈夫だった株。けっこう寒さに強いのかも。

今年購入した、オレンジ色のハイビスカスは、かなり種類が違うみたいだけれども、どうなんだろうか。

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「オレンジ花の大輪ハイビスカス」photo by Kaori

コーヒーの木は、去年、小さな鉢に4本植わっていたのを1本ずつに植え替え、冬に実験したところ、12月ぐらいまでは、外の軒下でも大丈夫そうだったので、今年もそのくらいまで大丈夫かしら? さすがに、1月2月も外の無加温温室にいれていた株は枯れてしまったので、5度前後を目安に室内にいれようかと思っています。

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「コーヒーの木」photo by Kaori

サワーソップは、5度ぐらいまで大丈夫という情報もあるので、最低気温が5度を下回る頃に室内かなぁ。

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「サワーソップ、2株」photo by Kaori

モリンガも、最低気温5度ぐらいで、部屋の中でも良いかしら。

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「サワーソップ(左)とモリンガ(右)」photo by Kaori

モリンガは、細かい葉がついている株です。サワーソップとモリンガは、とりあえず、大きめのバークで土を覆ってみました。これで、多少は温かいかな?最低気温、5度ぐらいまで持つかしら?家族もいますし、家の中の場所が限られているので、四苦八苦です。

 

マリリスも初めての冬越しで、どうしようかいろいろ調べ中。徐々に水を減らしていけばよいのかしら。でも、まだ葉も青々と元気そう。(長い大きな葉がたくさん生えているのがアマリリスです。)

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「青々とした葉のアマリリスアフロディーテ」photo by Kaori


昼香木と夜香木は、軒下で霜があたらなければ、極寒の時だけ家の中に入れればよいかなぁ。夜香木は、9月に折れた枝を水差しに一か月ぐらいさしておいたら、根が生えてきたので、それを挿し木にしています。何を考えたのか、挿し木から花が咲いていました。でも、根はついているようなので、この挿し木を保険にして、大株の方は、ぎりぎりまで外で管理しようかなと思っています。

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「夜香木の挿し木」photo by Kaori

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「花が咲いた夜香木の挿し木」photo by Kaori


そんなこんなで、冬越しについて、いろいろ思案中です。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように。