アデニウムたち~発芽と開花
このブログにご訪問ありがとうございます!
まだまだ暑い日が続きますね。
家のあたりでは、週末から少しは気温が下がってきそうで、待ち遠しいです。
さて、ブログを再開して2日目。
今回は、うちのアデニウムに関して。
実は、ここのところ、アデニウムの種まき熱が再燃しまして…。
きっかけは、2017年に購入していた種を友人にあげたのですが、その友人が一向に種まきしないので、一部取り返してきて、種まきしてみたのです。そうしたら、全く発芽せず…。
やっぱり、古い種はダメなんですね…。
家に保存してある種は冷蔵庫に保存してあるので、去年までは、まだまだ発芽していたのですけれどもね。友人のところでほったらかしになっていたようなので…。
でも、全く発芽しなかったのが、なんだか悔しくて、欲求不満で、いろいろ購入して種まきしてしまいました~。
まず、アマゾンで購入したミックス種。八重のアデニウム・オベスムの品種の種5粒。
新しいから発芽するだろうと、結構適当に種まき。
ジフィーポットにあく抜きベラボンSと種まき用土を混ぜた
ものを入れ、そこに8月6日に種まきして薄く覆土し、腰水にして、1日に1時間だけ日が当たる場所に置いておきました。
でも、5粒中2つしか発芽しなかった!
それも、とっても小さい弱々しい感じの苗。
これはこれでかわいいのですけれどもね。
一つは双葉がなかなか開かずに心配したけれども、やっと開いてきました。ちょっと奇形かなぁ。
でも、こんなんだったっけ?と思っていました。
一般的なピンク色の花のアデニウム・オベスムと違って、いろいろ交配している種は弱々しいんですかね~。
そういえば、今年初めて開花したアデニウム・オベスム・スーパームーンのうち1株も、発芽した時は、とても弱々しく、育たないかと思ったものでした。
その後、アデニウム・アラビクム・Tiny Ding Dong、アデニウム・アラビクム・Rachineeの種も発芽しています。
最近アデニウムの発芽率が悪いような気がするので、いろいろ調べて、ベンレートとメネデールの希釈液に数時間浸けて、プレステラ90型にあく抜きベラボンSと日向土小粒(本当は細粒の方がよいのだと思うけれども、なかったので)を半々ぐらいに混ぜて入れ、そこに熱湯をかけて消毒し、冷めてから種まき。種の上に薄く用土がかかるぐらい。
そして腰水して、上をサランラップで閉じて湿度
を確保し、酷暑なので、冷房のかかった29度ぐらいの部屋に置いておきました。
こちらは2粒ずつだけ種まきして、全部発芽。
なんだか強そう!
ちなみに種の殻は、なかなか外れなくて苦労する株もあるので、頃合いを見て、水で濡らして、取ってあげました。
次は、アデニウム・アラビクム・Rachinee
一株は殻を取ってあげたら、ポロっととれたのだけれども、なんだか虫みたい。双葉はどこ?
もう一株は発芽しかけたところ。
どう育っていくのか楽しみ~!
他にも、台湾から初めて種を輸入して種まきしたアデニウムもあるので、またご報告しますね!まだ、種まきしたばかりで発芽していないので…。
そして、今年開花したアデニウムたちをご紹介しますね。
まず、今咲いているアデニウム
白花です!
これは2017年初めに挿し木から育てたのですが、全然咲いてくれず。
白花で挿し木に成功したのはこの1株のみ。ピンク色の花の株は3株挿し木に成功したのですけれども。
去年咲いた跡があったのですが、私がちょうどジャワ出張でいない時期で、見ることがかなわず。
今年やっと見ることができて感激です!
清涼感があります。
ピンク色の花のように、色が退色していかないのもいいかも。
花弁は薄くて、この暑さで夕方にはふにゃっとなっていますが、復活します。
2017年に種まきした株。
ソコトラナムといっても、ソコトラナム島からの純粋種ではなく、たぶんタイで交配された種類でしょうけど。小さめの、とてもかわいらしい花が咲きました。
咲き始め(8月9日)はもう少し濃い色でした。
家では、今年は7月20日前後に、すべてのアデニウムの株を植え替えました。本当はもっと早く、6月ぐらいに植え替えたかったのですが、バタバタしていて植え替えられず。
幸いなことに今年は梅雨明けが8月に入ってからで、植替えしてからしばらくはそれほど気温も高くなかったからか、その時期の植替えでも、すべての株が元気でいてくれます。
どの株も、びっくりするほど根が張っていました。
例えばこんな感じ。
ちなみに、私は株がまだ小さいときはプレステラ90型か105型のポット、もう少し大きくなれば、スリット鉢に植え替えています。
根腐れが怖いので、小さめの鉢を選んでいます。そんなわけで、毎年植替えが必要なことが多いです。
ちなみに、以前は、あく抜きベラボンと日向土を1:1で混ぜた、栄養のない土を使っていましたが、おととしぐらいから、そこにゴールデン培養土を混ぜることにしました(1:1:1ぐらいの割合)。そして、少量の化成肥料。今年はバッドグアノも混ぜてみました。それに加えて、いつもドロマイトを混ぜています。ドロマイトは、岐阜のハヤカワオーキッドさんから購入したもの。名古屋愛蘭会主催の催事などに行ったときに購入しています。早川さんが手作りされているそうで、とてもおすすめされたので洋蘭に使ってみると、それ以降、うちの洋蘭はほぼ病気知らず。そんなわけで、アデニウムなどのコーデックスにも使っています。
さて、花に戻りますね。
6月に咲いたのは、アデニウム・オベスム・スーパームーン。最初に一粒種まきしたら、発芽はしたものの、あまりにも弱々しく、問題が色々あったので、もう一粒種まきしました。最初に種まきした方は、そのまま小さめに育ち、葉の大きさも小さいですが、枝分かれし、株元もでっぷりしてきました。
まず最初に開花したのは、後に種まきした方。
普通のピンク色のアデニウムとそれほど違いがあるわけでなく、少し白っぽくて、真ん中が黄色が鮮やかという感じ。これはこれでかわいいのですけれども、思っていたのとは全く違いました。
次に、最初に種まきした方も咲き始めました!
これはかわいらしくて感動しました。実は、これも思っていた花とは違うのですけれども、本当にかわいい。
後で調べてみると、変わった色の交配種が、親の花色と同じになる確率はそれほど高くないとのこと。特に黄色の品種は、親と同じような黄色の花になる確率が低いらしい。(あとは、濃い紫も難しいらしい。)
まあ、自然じゃないので、安定していないのでしょうね。
6月はピンク色のアデニウムの花がたくさん咲きました。
鈴なりに。
挿し木から育てた株と、実生株が混じっています。
花色も、それぞれ少しずつ違いますね。
実生株はすべて2017年から育て始めたもの。去年に引き続きの開花です。
以上、うちのアデニウムたちのご紹介でした。
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な1日となりますように!