アデニウムの植え替え
去年から、砂漠のバラ、アデニウムを種から育てています。アデニウムは、ジャワに住んでいた時に、「日本に帰った時に2~3週間水やりをしなくても大丈夫な植物」と言ったら、友人が開花株をくれて、育てていました。ジャワは常夏の国なので、大株のアデニウムをそこらじゅうで目にします。結構人気の植物。ジャワでは、Bunga Kamboja Jepang(カンボジアの花、日本種といったような意味)と、なぜか呼ばれています。なぜ日本なのでしょうかね。友人によると、「良いものはすべてJepangの名前が付くんだよ」とのこと。光栄ではあります。そういえば、日本とは全く関係ないものでもJepangの名が付くものはいろいろありました。一時期流行っていたのは、semut Jepang(日本アリ)。何に効くのか忘れましたが、健康のために、摂取していた人が結構いました。ちなみに、Bunga Kambojaとは、プルメリアのことです。アデニウムはプルメリアに幹の感じも似ているので、私は、アデニウムはプルメリアの矮性種だとばかり思っていました。ジャワでは名前も同じだし…。ちなみに、ジャワで一般的に見られるアデニウムは、オベスム種だと思います。
さて、アデニウムを種から育てるのは初めて。わからないことだらけです。去年から育て始めましたが、発芽から可愛い!去年の発芽の様子です。ちなみに、オベスム種、アラビクム種、ソトコナラム種を育てています。
その後、枯れたものもありますけれども、まあまあ順調に育っています。でも成長が遅い!土の栄養が少なすぎたのかしら…。冬は徐々に水切りして冬越ししました。葉は全部枯れた株も、残っている株もありました。
春になって、新しい葉も出てきたので、もう少し栄養のある土に植え替えようと思い立ちました。それでも、腐るのが怖くて、かなり水はけの良い土ですけれども(笑)。もともと植えてあった土は、日向土小粒とあく抜きベラボンを半々で混ぜたもので、たまに、液肥をやっていました。それを、日向土小粒、あく抜きベラボン、ゴールデン培養土をほぼ等分に混ぜたものに、根腐れ防止のため、ゼオライトを混ぜ、元肥としてマグファンプ中粒、マグファンプに含まれない微量要素を足すために、ドロマイトを混ぜました。
まず植え替え前の写真↓
鉢から抜いたらこんな感じでした。↓
一回り大きな鉢に植え替えました。↓
さて、ここからどのように育つのか楽しみです。元気に育ってくれると良いのですが。
他にも我が家には、挿し木から育てたアデニウム・オベスムがあります。挿し木にすると、幹は太くならないのですが、花は綺麗です。現在開花中。
読んでくださってありがとうございました。
あなたにとって素敵な一日になりますように!