かおりのプランター・ガーデニングブログ

趣味でプランターで色んな植物を育てています。その記録や覚え書きのブログです。最近、南国の植物にもはまっています。

アデニウム、幹が日焼けか?

いつも読んでくださってありがとうございます。

 

今日も、家の辺りでは10月とは思えないほどの暑さです。近所の公園では、まだ、ツクツクボウシが鳴いています。一日の気温差が大きくて、ちょっと体にはきつい感じもしますが、晴れた日は気持ちよいですね。

今日は、アデニウムのお話しです。

私は、何種類かのアデニウムを種から育てています。数種類のオベスム種、その他に、アラビクム、アラビクム・デザートナイトフォーク、ドワーフ・アラビクム、ソトコナラムが一株ずつ。ほとんどは去年の1月、2月ごろ、簡易温室の中で種まきしたものです。そしていくつか今年の春から初夏かけてに種まきしたオベスム種があります。その他にも、去年から挿し木で育てているオベスム種の株もいくつか。数えてみたら、実生は14株、挿し木は4株もありました。ジャワに住んでいた時も、アデニウムのけっこう大きな株を頂いて、育てていたのですが、日本に帰ってきて、アデニウムについて調べていく過程で、色々育てたくなってしまったのです…。ちょっと、多すぎるかなという気も。でも、それぞれが個性的で面白いです。この夏、私は4週間ほどいませんでしたが、その間に、かなり成長したような気がします。

ちなみに、ジャワで日常的に見かけるのはオベスム種。とても人気のようで、大株をたくさん見かけます。鉢植えが多いですが、街路樹のように植えられているものも見かけます。熱帯なので、一年中のびのびしているように見えます。

 

最近、雨が続いたと思えば、強い日差しが照り付ける日が数日続いたりして、なかなか、鉢植えの植物の管理が難しいなと、感じています。先日、所用で4日間ほど家を空けたのですが、戻ってきたら、なんと、いくつかの株の株元の色が変色して、へこんでいるのです。

一番ひどかったのは、アラビクム。

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「株元が変色してへこんだアデニウム・アラビクム」photo by Kaori

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「株元が変色してへこんだアデニウム・アラビクム」photo by Kaori

東京へ行く前、まだ、土が湿っていたのですが、4日間いないからと、水をやっていったので、その部分が腐ってしまったのだと思いました。

それで、急いで引っこ抜いてみました。

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「引っこ抜いたアデニウム・アラビクム」photo by Kaori

 

根は腐っていない様子。幹の下の方が少し柔らかい感じがする。こんなことは初めてなので、いろいろネットで調べたのですが、よく分からず、とりあえず、引っこ抜いた状態で、室内の日陰につるしておきました。

 

その他にも、2株が、これほどひどくないにしろ、似たような状態に。また、他にも、ちょっと株元が変色している株がありました。また、幹が少し柔らかくなっている株も…。

問題があるのは、すべて一番前(太陽側)に置いておいた株。家の辺りでは、私が留守にしていた4日のうち、2日は雨が降り、よく晴れた日が2日あったようなので、もしかして日焼けかと思ったのですが、その時は、確信が持てませんでした。一番前であれば、太陽もよくあたるけど、雨もよくあたるわけで…。帰ってきてから2日ほど雨が続いたので、とりあえず、すべてのアデニウムを家の中に入れて様子を見ていました。

そこから状態が悪くなることはなかったので、次の晴れた日に、思い切って外に出して水をたくさんやり、株元に直射日光が長時間当たらないように植物の配置転換をしたところ、どれも元気そうです。幹が少し柔らかくなっていた株も、硬くなり、柔らかくなっていたのは、どうも水不足だったようです。雨が降ったとはいえ、短いひさしの下だったので、風もなくて、それほど雨に当たらなかったのでしょうね。

それで、引っこ抜いてあったアラビクムも、もう一度植えなおしました。へこみもそれ以上大きくなることはなく、大丈夫そうに見えます。しばらく日陰にいたので、今は、徐々に、日光に慣らしていっています。

 

それにしても、いきなり日焼けするなんてびっくりです。そして、日焼けで、幹がこんなにへこんでしまうのですね…。これはよっぽどひどいやけどですね…。すまない…。今は、よく日の当たる南側のベランダに置いてあり、また、太陽の位置が下がってきたので、日光の当たる角度が変わったことも関係あるのかもしれませんね。そして、曇りや雨の日が何日も続いた後に、いきなり強い日差しに一日中さらされるのも、ストレスになったのかもしれません。また、同じ向きに株を長い間置いていると、太陽の方向に曲がっていってしまうので、株を時々回しているのですが、それで、幹が葉で隠れず、太陽の当たる方向にむき出しのなったのかもしれませんね。特に、このアラビクムは、ひょろひょろっと伸びた感じの株なので。

いくら、暑さに強いアデニウムとはいえ、気を付けなければいけないなぁと思い知らされた一件でした。家にいる時なら、毎日チェックできますけれども、数日も遠出するときは、気を付けなければいけませんね。ごめんね~。アデニウム君たち。

 

今はこんな感じに、背の低いハナキリンの葉に、株元を日光から隠してもらっています。

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ハナキリンアデニウムの前に置いてみた」photo by Kaori

 

幹のへこんだアデニウム達も、このまま無事に成長してくれると良いのですが。へこんだ幹が、これからどうなっていくのか、ちょっと楽しみだったりします。

 

読んでくださってありがとうございました。

あなたにとって素敵な一日となりますように!